2022/12/30

祖父と父と私

稽古はしばらくありません。

年内の仕事が終わり、明日から5連休。
明日は息子が帰ってきます。
娘は婿殿の実家のある山形に行ってしまいました。今ごろ手伝いをしていることでしょう。

今日は父が珍しく私の家に来て、ピアノを弾かせてほしいと言います。どういう風の吹き回しでしょう。

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何も言わないで弾かせておいたら1時間以上弾いていました。
父は若いころから耳が悪く、左の聴力はゼロ、右は進行性の難聴です。
先日、木琴が弾きたいと言うので買ったのですが、どうやらあまり聞こえなかったらしく、
「やっぱりピアノはいいなあ」
と言っていました。
20代の父が買ってくれたピアノです。

ところで。
スマホの写真を整理していたら、こんな写真が出てきました。

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昔の写真。「五年型フォード」と右下に記載があります。
自動車修理工場の魁としてたくさんの弟子を抱えることになる祖父の若いころの写真です。白い被りものをしているいちばん左側の人物が祖父。
祖父はイケメンでした。
対して、祖母は醜女だったので、「お前は並んで歩くな」と言われた祖母はいつも祖父の3メートルほど後ろを歩いたのだそうです。
祖父は私が0歳の時に56歳で急逝しましたので祖父の記憶はありません。

父も若いころから自動車修理工場で従業員を抱え、油まみれになって働いていました。若いころはそれはそれは怖い父でした。

81歳の今は人間的にも丸くなり、穏やかな日々を過ごしています。

いつでもピアノを弾きにきてほしいと願っています。
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2022/12/28

正月の準備

仕事は30日までです。

28日の今日は大安。
昼下り、ちょっと抜け出して自宅にもどり、正月の飾り付けをしました。

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剣道仲間が作ったものです。
息子さんが自宅まで運んできてきてくれました。


鏡餅も飾りました。

正月まであと少しです。

2022/12/26

稽古納め

所属剣友会での稽古。今年最後でした。
子どもは3人しか来ませんでした。 
学校も終ったので、帰省するなど予定があるようです。

他の団体の先生からもご指摘を受けたように、うちの会はおじい様ばかり。
耳も遠いので、面越しに大声を張り上げることもしばしば。

今日は稽古のあと、30周年の記念行事について打ち合わせをしました。

そこで会長先生から
君が代の伴奏
ビアノで曲を弾くこと
を依頼されました。

大変です。

会長自らピアノを弾くので、「それで良いではないですか」と申し上げたのですが、それではダメらしいのです。

こうなったら、保護者の方々の中に、ピアノが弾ける、バイオリンが弾ける、歌がうまいなど、かくし芸を持っている方はいないかどうか調査するしかありません。

正直、もう仕事を増やしたくないのです。

国歌斉唱も、今時はCDで歌唱付きのを流し、心の中でご唱和ください、という形ではないですか。

15周年の時は・・・という比較。
参考になるものとならないものがあるということを、どうかわかっていただきたいのです。


2022/12/24

稽古でのアクシデント

昨日、子どもたちの稽古で怪我人を出してしまいました。

打ち込みで胴を打たせていたのですが、打ち終わった子の動線について明確な指示を出していなかったため、胴打ちの竹刀のスレスレを通った2年生の子の顔に中学生の竹刀が当たり、左目を押さえる事態に。 
大変!

確認したところ、眼球は大丈夫でしたが、目の下が赤く腫れていました。

指導者失格です。

保護者の方に謝罪し、怪我の部位を冷やしていただき、もうひとりの指導者に伝えました。

しばらく落ち込みます。

そのあとの刃引きでの形の稽古の時にも、その子の怪我のことが頭から離れず、なかなかうまくいきませんでした。というか、危ない場面がありました。

私はこういう時に頭の切り替えができず、失敗から失敗を重ねることがあります。

仕事でもそうです。

ひとつの失敗から学んだことを次の機会に生かして、二度と失敗しないようにしたいものです。

反省。


今日は気を取り直して、今年最後の連盟の稽古に向かいました。

稽古のため、というより、先日私が泥酔した時に家まで送り届けてくださった七段の先生にお詫びの品とクリーニング代を渡すためでした。

別の先生から「無事で良かった」と言われました。(どんだけ危ない状態だったか)
恩人の先生からは「私は全然気にしていませんよ」とのお言葉。

自由稽古だったので、剣友と
切り返し
メン打ち
コテメン打ち
ツキ
メンに対する技
などをやり、そのあと稽古をし、
先生方に稽古をつけていただき、今年を締めくくりました。

年内は、月曜日の所属剣友会での稽古が最後です。

明日は久しぶりで稽古も何もない日曜日です。(今年初めてかも)
年賀状書きと、年末年始に一泊二日で帰ってくる息子のために、部屋を掃除します。
何もないと言いながら、やることはたくさんあります。

2022/12/21

腹立たしい今日

今日はなんだかイライラしています。

所属剣友会の30周年記念行事の準備をしているんですが、実行委員の5人で決めたはずのことがひとりの先生の思いつきで二転三転するのと、何より

私の負担が大きすぎる!

ということでイライラしております。

文章の校正をしたはずが間違って印刷され、招待状と返信ハガキの日付が違う!
→小さなシールを作って、昨日夜中までかかって貼り終えました。

宛名は毛筆で書いてね、と簡単に言われ。

その前に住所録がなく、私は先生たちに聞きまくりながら招待状の宛名を書かなくてはなりません。

おまけに、宛名を「○○○○様」と書いていたら、「○○○○先生と書くように」と電話で言われて書き直すことに。
いいんじゃないの?「様」は最高の敬称だから。・・・と心の中で呟く。

しかも、お祝い用途の切手を買ったら、それを何処かに落としてきてしまいました。

短気は損気。

自腹で買い直すしかありません。

ケータリングの会社とのやり取り
貸しスリッパの手配
紅白幕の手配
会場設営
そして会計のこと
刃引きでやる形の演武のこと

金曜日にまた話し合いをしますが、レジュメを作ってくるよう言われました。


私は心の中で叫びます。

お前がやれーーー!
2022/12/20

失態

はずかしいことですが、ありのままを書きます。

日曜日。連盟の稽古に参加。たくさんの先生方、剣友と稽古ができ、満足の稽古会でした。
外に出ると青空にイチョウの黄色が映えて、私はとても幸せな気持ちになりました。

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午後からは納会という名の宴会です。

今年昇段した私は「御礼」の熨斗をつけた日本酒を持って参加しました。

まずはビールで乾杯。
そして日本酒。

私は自分が持ち込んだ日本酒を持って先生方のところを回りました。

注ぐと注がれます。

注いで、注がれて
注いで、注がれて

その間なんだかよく喋っていました。

そのうち記憶がなくなりました。

気づいたのは深夜1時。
私は自宅の布団の中でした。

夫を起こしてことの顛末を聞きます。

夫が外にいたときに、連盟のMさんと名乗る女性(七段の先生だよ〜😅)から電話があり、奥様が酔って動けず、タクシーで送ってきたが、玄関の鍵が開けられない、とのことで、近くに住む私の母に電話して対応してもらった、という話でした。

うわ〜

やってしまった。

しかも、私、服が異常に臭いのです。
日本酒の臭いと何かの異臭が混ざった臭い。

これはやったな、と思いました。

夜明けを待ち、母に聞くと、恐ろしい現実を聞かされることに。

タクシーの中でゲ○を吐いたらしいとのことでした。
玄関先に置いてあった汚れものを確認したら、マスクをしたまま吐いたようでした。
その状態で勢いよく吐けば、どんなことになるか、想像がつきます。

しかも、路上で転倒し、顔にはひどい擦り傷があり、メガネも再起不能に壊れていました。

日本酒+αの液体が染み込んだコートを、母がご丁寧に防具袋の上に畳んでおいてくれたので、そこから液体がたれ、防具袋の下と廊下に異臭のする水たまりができていました。

朝から床掃除です。

コートから何から全部洗濯機に放り込み、ワイドハイターをボトル全部入れて洗いました。

M先生には朝お詫びの連絡を入れました。
「先生、疲れていたのではありませんか?私は全然気にしていません。」
という優しい言葉が返ってきました。

もうひとり、連絡をくださった女性の先生がいたので、私が何かしでかさなかったか尋ねました。
すると
「何もありません。M先生が送ってくださった、それがすべてです。」
というお返事。

優しい先生方ばかりです。

本当にみっともないことこの上ないです。

もう、お酒は控えます。
晩酌もやめます。

2022/12/17

笑えない話?

金沢への一人旅から帰った夫の土産。

①ふぐの一夜干し
②九谷焼のマグカップ

①はラベルシールを見たら、「中国産」と書かれていました。
②はこれもよく見たら「九谷焼風」と書かれていました。

どちらも「本物」ではなかったわけです。

このことを夫に伝えるかどうか迷いつつ、笑い話として伝えることにしました。


「そうなの?ふーん。」
だそう。

気分害したかな。

私には結構笑える話だったのですが。


2022/12/17

刃引きで

剣道形の稽古をしました。

まず、鞘の刺し方、刀の抜き差しからダメ出し。

刃引き、重!
そして、長!

木刀ならスピーディーに打ったり返せたりするところも、何となく遅くなります。
しかも、相手の先生が遠慮しているのか怖いのか、真っ直ぐに打ってこなかったり遅かったりで、タイミングが合いません。

あと5回で何とかなるかな〜。

とりあえず自主練します。

2022/12/15

子どもって・・・

出稽古先でのこと。

いつも一番乗りで体育館にくるK君が今日は来ませんでした。

時間ギリギリに来たお兄ちゃんに聞くと、サッカーをやりたいから、そちらに行ったとのこと。

あ〜、サッカーか。
仕方ないかな。
でも、せっかく上手になったのに、もったいないなあ。・・・というのが指導者の本音。

K君は先日、帰宅途中にいなくなって、大騒ぎで探したあの子です。

去るものは追わず。

子どもたちが自分がいちばん輝ける場所を見つけるのが最優先です。

それと引き換えのように。

今日は体験の子が来ました。

2年生。

髪の毛が背中まであり、女の子かと思っていたら男の子でした。 

おもしろかったのは、すでにいる2年生の子たちが、先輩面して教えに入ったこと。

そばで見ていましたが、きちんと正しい用語を使って教えていたのが面白いことでした。

2年生の子どもたちの成長を感じました。

体験の子も最初から礼儀作法を心得ていました。
帰る際に、「教えてくれてありがとうございます」と御礼を言いながら帰りました。

なかなかできることではありません。

今日のようなことがあると、私自身も頑張ろうと思えます。

剣道着を着ている時間の多くを子どもたちの指導に割いている現状ですが、それは私自身に課せられたことであり、私の稽古の一環でもあります。

子どもって・・・

鏡です。


2022/12/13

楽しんでやれたらいいのですが

昨日、ひとつ齢をとりました。

あまり嬉しくありません😥

娘夫婦が日月と一泊二日でホテルをとってくれたのですが、一緒に泊まるはずだった本人たちがコロナにかかり、楽しみはやはり半減。
夫とふたり、ゆっくり寛ぐこともせず、貧乏性の私はせっかく休みを取っていたのにホテルから仕事場に直行しました。

さて、剣道です。

来年2月に所属剣友会の30周年記念行事があり、そこで刃引きを使い、日本剣道形の演武をする旨、先に書きました。
ところが、相手の先生と合わせるのが今週を入れて6回しかないことが判明。相手の先生が金曜日しか来ないからです。

子どもたちの指導稽古のあとのほんの僅かな時間だけでは心もとない話です。

会長先生に泣きつくと
「O先生と時間を作ってなんとかやってください!」
とけんもほろろ。

せめて刀の抜き差しくらい稽古をするように刃引きを預かってきましたが、抜き差しならないとはこのことだと文字通りの展開におののく有様です。

せめて、2月まで、子どもたちの指導をどなたか代わっていただけないかな。
そうすればO先生と形の稽古ができるのだけど。

無理だろうな・・・

記念行事の準備もいろいろあり、焦っています。

こういうことを楽しんでやれたらいいのですが。